キャラ設定一覧

テンプレです。
【名前】
【性別】
【年齢】
【種族】
【所属】
【性格】
【容姿】
【武器】(【天具】)
【能力】(【恩寵】)
【SV】
【備考】
【関係性】

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キャラを作成する前に[キャラ作成にあたって]の項目を閲覧してから作成するようお願いします。何か分からないことがあれば部屋主に気軽にご質問ください。
蒼華さん (8u9f63pk)2023/9/5 13:59 (No.71020)削除
【名前】アルバート・ディステアード
【性別】男
【年齢】22歳
【種族】人間
【所属】グラスウィルド草原 北草原のリーダー
【性格】かなり物静かな雰囲気を醸し出しており、あまり人と話しても楽しいというよりかは、寧ろ話をちゃんときいてくらているのかと相手側が不安になってしまうぐらい会話が弾まないと思われている。しかし彼本人あまり人と会話をするということをしておらず、それでいてどう話せばいいのかと内心悩んでいることがある。一人称は俺。

戦闘においては顧みずに何でもかんでも突進突貫突撃の、まるで猪のような戦闘スタイルで、相手に隙を与えさせないと言わんばかり。というのも彼はあまり考えるということが得意では無いから故にこのような突的な行動を取る。また、これでも一応武人ということもある為、痛みにかなり耐性があり、痛がる様子を見せない。というか痛がる暇があるなら攻撃をすべしというようなちょっと脳筋スタイル。

そんな彼、これでもかなり他人のことを考えており、どうすれば人と人との争いが絶えるのか、どうすれば自分は人に楽しいと思えるような会話ができるのか、どうすれば他人から頼りにされるのだろうかと考えに考えている時がある。…特に、人の為にどう在ればいいのか、と…一人でいる時は物凄く考えている。

【容姿】少し薄めの茶髪。前髪は7:3分けで目に掛かるほどの長さ。後髪は背中まであり、下ろしてるとあまりにも邪魔なので縛っている。瞳の色は橙色。服装は黒色の中華服に似たような物を着ている。身長は180cm。

【天具】『爛槍 フォスルピア』緑と銀の色が混じったような両刃槍。その刃はどちらも短剣にありそうな刃の形をしており、非常に使いやすい見た目をしている。その斬れ味は正に、風をも一刀両断する程のもの。また、槍の持ち手の真ん中を2つに分けることで二刀流のスタイルを取ることもできる。両刃槍自体が扱い難さがかなり高いが、彼はそれを簡単と使いこなす。風に乗せるように斬ると、斬撃波を飛ばす。その威力も普通に斬るのと同じぐらいに強力で、速度もかなり速い。

【能力】
・『猪突猛進』猪のような猛スピードで一直線に突進する能力。その直線上に対象にぶつかることで当たり所によっては大ダメージを与えることが可能に。その上、アルバートの前面には攻撃を無効化する効果を持っており、これを回避する方法は避けるしかない。しかし、正に風よりも速いスピードである為、避けるのは困難だろう。だが、この能力は前方以外…つまり両側面と背面からの攻撃には弱い上、対象に当たらなかったらそのまま2m先まで行ってしまう上に隙が生じる。コントロールも利かないので進路を曲げたりしてぐにゃぐにゃと動くのも無理。あくまで、一直線。

・『猪突治癒』上記の能力を使用した際に、受けたダメージを全回復する能力。しかしこの能力で対象にぶつかった時にしか回復出来ず、空振りをしてしまえば意味が無い。

【SV】
「…俺の名はアルバート・ディステアード。…北の草原を仕切る、リーダーだ。」
「ほう、そうか。それは良かったな。…もっと頑張ってくれ、この草原の為にもな。」
「…俺は、どう接すれば他人と楽しく話せるのだろうか………。」
「俺を相手にしたことが悪かったな。さあ、死ぬがいい。」

【備考】グラスウィルド草原、北グラスウィルドで一番大きい北の大集落の長であり、北の草原をまとめあげる代表者、リーダー。異名は"天草の爛槍"という名で呼ばれている。彼は両刃槍と二刀流による2つの戦闘スタイルを持ち、それを振るえば次々と敵が薙ぎ払われるほどに。扱いの難しい武器を簡単に扱う彼はかなりの手練であり、その上筋力もずば抜けて高く、普通の刃では彼の筋肉を貫くことも斬ることも出来ず、筋肉で刃を止めることが出来てしまう。元々は南北草原戦争にて北草原側の戦の民であったが、ラルファとの出会いで北草原を仕切っていたバルフェを退け、リーダーとなり戦争を終結させる為に一役買った。そんな彼は、元々好戦的な者が多い北の民をまとめあげるのに少々苦労しているようだが。

【関係性】随時募集中

・「ラルファは…最初出会った頃はよく分からないやつだが、今となっては…草原にいる、民と民が手を取り合う…そんな理想が、戦争を終わらせたとなると、本当に凄い奴だと思える。」
・「ニィサの舞は…とても魅入れるほどに美しく綺麗だ。…戦う時も、踊るようにしながら戦っているからか、それにも気が行くほどに。」
・「ゼラ…奴はよく分からん。何の為にあのような稼業をしているのかが…まぁいい。俺達に刃を向くならば、折るのみ。」
・「バルフェは…殺すことができなかったが、次会った時は必ず…殺す。」
进行一个xp的捏3.0より
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蒼華さん (8u9f63pk)2023/9/4 22:23 (No.70978)削除
【名前】イルゼ・ディルグレイ
【性別】女
【年齢】34歳
【種族】人間
【所属】フォクスティア皇国軍務上層部 総司令官
【性格】クールな感じのイケメン女。頭の回転とキレが良すぎるのか、判断が尋常じゃなく速い。少し厳しい態度で接することが多く、険しい表情を常に浮かべている。笑顔などの感情は表に出ていない。軍務上層部の総司令官として現場に行くことが多い。そして統率力とリーダーシップもある。戦闘の際は相手の戦闘力を見つつも、的確に適材適所として自分の持ちうる引き出しを出す。一人称は私。

煙草の代わりにしているのか、よくマッチに火をつけて煙草みたいにして過ごしている。学生の頃煙草を吸っていたが、今吸えば戦場に行く時煙草のせいで息切れを起こしたりしてしまうと思い、禁煙し始めるためにマッチ棒を使うようになったのだとか。あと単純に味がくっそ不味いから普通に辞めたいっていう理由もある。

彼女にオフやプライベートというものはないが、誰にもバレたくないということで姿を見変えつつ、よく可愛い動物と触れ合いに行ったりをしている。その時の彼女はとても笑顔が浮かばれており、普段の彼女とはうって変わり、優しさでしかないような感じ。しかし他人にバレると顔を真っ赤にする。

【容姿】黒髪。ショートヘア。前髪は口の上ら辺まで隠れる程長い為、右に流している。瞳の色は炎のように美しい紅色。服装は銀色の軍服の上に襟にもこもこみたいなのがある黒色のオーバーコートを着ている。黒縁の眼鏡をかけている。変装時はそこら辺の女性が着ていそうな服やドレスに黒色のマフラーを巻いており、口元を隠すようにしていて、赤色のニット帽を被っている。胸はDカップ。尚サラシを巻いてるため小さく見える。身長は171cm。

【武器】
『アナイアレイター』M1889がモデルの銃。左腰のホルスターに普段は納めている。彼女自身類を見ない早撃ちの猛者であり、ホルスターから抜く動作すら見えないなんてことがあるそう。威力は鋼鉄をも砕き飛ばす程度。

鎖分銅、鎖鎌、苦無、含針などの隠し武器を持ち備えている他、柔術や合気といった古流武術など、戦いの引き出しにかなり幅がある。
他にも、靴の先と底が特殊な合金鋼でできた特製靴であり、これで蹴られるだけで簡単に骨や内臓に確実な損傷を与えることができる。また、彼女は武器が無くとも五体その物を武器にすることで、例え攻撃方法が拳だけだとしても一発当たるだけで大ダメージの物になるほど。

【天具】『御蛇剣 オールレアルドア』刀身が3m程あるウルミのような銀色の剣。その薄鋼は布のようにしなやかでありつつも、達人が扱えば決して折れる事の無い物。これを軽やか且つ高速で振るうことで、対象を取り囲むようなオールレンジ攻撃や、或いは広範囲全周囲防御を実現する。一見弱そうだが、この天具は如何なる斬撃も空気を爆ぜさせるほどの威力を誇る為、見た目とは裏腹のものとなっている。また、地面に刀身を放ち潜航させることで、相手のいる位置の下から奇襲攻撃をすることも可能としている。雷属性による伝導性がとても高く、刀身に雷属性の魔力を纏わせることで速度が倍に上昇する。

【能力】
・『戴天期す呼吸』「スィィィ」という空気を吸うような呼吸或いは「シィィィ」という空気を吐くような呼吸と共に、身体に様々な効果を生み出す呼吸法の力。これにより練り出すことが出来るエネルギー"波紋"によって主に二つの効果を自他に出すことが出来る。これを使うと、呼吸音と共に甲高い音が黄金色の電気のような光を出す、
①自己治癒・強化
全身の完全治癒(腕がちぎれてたりなどしていれば、切断面をくっつけた状態で呼吸を行うことでくっついて治癒できる)が可能となる。それ以外にも、一定時間(15ロル)の間、握力や筋力の超強的に増幅。それの応用として、酸素を取り込む事で血管の一本一本に至るまで意識をめぐらせて、心臓を一時的に強引に止めるなどの身体操作が行えるようになる。
②多種多様な攻撃方法
波紋を流すことで様々なことが出来る。原則として手や足など、身体で触れることでしか波紋は流せない。波紋は生物・無生物共に波紋を帯電させることでそれを飛び道具として扱うことが出来る。普通に飛び道具として使う時よりも威力・速度が上昇する。その上、金属や水、油は波紋を伝えやすい。水の形を固定したり、催眠術を解いたり、波紋を一瞬流すことで相手を気絶をさせるなども出来る。その他にも、熱を発生させる緋色、水中でも高速で伝わり、遠くの敵に波紋を当てる青緑色、金属に流す銀色など、無属性という括りではあるものの、特殊な属性のついた波紋が出せる。
しかし、この能力の欠点とすれば、あまりにも呼吸法を乱用し過ぎると、波紋を練り出すことが次第にできなくなってしまうことや、息が出来ないような状況になるとそもそも呼吸法が出来ないということ。それこそ呼吸不全などがいい例である。

・『天地を記憶する者』会話した内容、見た物を全て記憶・保持し続ける能力。幼少期の頃から発現していたこともあり、物心が着く前からの記憶もハッキリと覚えているらしい。思い出したくもない黒歴史なんてのも、また覚え続けているのだとか…。

【SV】
「イルゼだ、よろしく頼む。…用がないのなら、お前が今すべき事をするんだな。」
「私の引き出しはまだまだこんなものでは尽きない。その気になれば、その場にある物すら武器にだって利用するッ!」
「なんでマッチ棒咥えてるかって?…それ、一々聞くようなことなのか?…そうだろう?なら、私にこれを答える義理はないな。」
「軍務上層部の総司令官はただ皇国内でのんびりと戦況整えてる訳では無い。私は、現場で指揮を執り、現場で戦況を整える。それこそ軍師の存在意義だ。」

【備考】フォクスティア皇国軍務上層部の総司令官。小さな頃から、能力のこともありコツコツと努力し続けてきた中で、とある人物に呼吸法を教えてもらっていた。そうした地道な努力が功を成し、現在の地位にいる。そして化け物揃いの最高戦力がいる中、シンプルな戦い方でその最高戦力の一人として君臨している、ある意味化け物な強さを誇る。その判断力の良さやキレの良い頭を駆使して、戦場に自ら赴き、その上前線で戦いながら指揮を執るその姿は正しく"戦の軍師"と呼ばれるほどに。そんな強い彼女だが、可愛い物がかなり好きだそうで、忍んでいながらもそう言った趣味で色んな可愛い物を買ったりして楽しんでいるのだとか。

【関係性】随時募集中

・「国王様はこんな私でもその強さを認めてくれる御方だ。あの御方がいない時の皇国戦力を仕切る役割を私は任されているが、凄く光栄なことなのでな、勿論のことだが真剣にやっている。…ただ、あの御方に私がバレたくないことを核心ついたように当ててきたから、本当に勝てないと思ったが…。」
・「…レイヴァス…皇子か。昔、アイツの悪友兼親友との二人で私が色々と教えてやっていたが、アイツは剣のセンスに長けているな。…というか、アイツは色んなポテンシャルを持っている。本当に色んな戦闘技法を学ぼうと思えば、なんだって覚えられる気がするな。」
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速水さん (8uf4080t)2023/8/27 19:01 (No.70326)削除
【名前】シルヴィア・フォクスティア

【性別】女

【年齢】22歳

【種族】人間

【所属】フォクスティア皇国第一皇女


【性格】
柔和かつ温厚。
争い事は好まず、何事も話し合えば分かり合えると思っている脳内お花畑ちゃんなので、あまり強い言葉で反抗されるとちょっとしょんぼりする。

第1皇女というそれなりに高い地位に居座っているためか、世間知らずの箱入り娘のような一面が目立つ場面も多く、また戦闘能力も言ってしまえば皆無に等しい。
しかし、外界に興味があるためか「お忍び旅行」と称して時折護衛なども付けずに街に降りているとかどうとか。

また、身近な人が傷付くのは嫌い。
兄も、勿論国を護ってくれている騎士達もみんな等しく家族なのですから。


【容姿】
綺麗な細くて指通りのいい銀髪を背中まで伸ばし、御伽噺のお姫様のようにひとつの大きな三つ編みにしている。
先は赤色のリボンで留めており、頭上にも赤色のカチューシャをひとつ。

ぱっちりと開かれた目には2つの黒。
しかし光をよく取り入れるその瞳には、暗さは一切感じられない。

城内にいる時は動きにくそうな重たいドレスを身にまとっているが、城の外に行く時は白いシャツに紺色のフード付きマントを羽織り、靴は編み込まれたブーツを履いてその辺をぶらついている。

身長は159cm。


【武器】
戦いに向いた武器は持っておらず、本人にも大した戦闘能力は備わっていない。
能力の媒介として、ライアーを所持することがある。


【能力】
彼女の司る感情は「安らぎ」
それに準えた能力を有している。

「癒しのセレナーデ」
彼女が心を込めて奏でた音楽は、あらゆる傷を癒す効果を持つ。
範囲は音が聞こえる範囲全て。近ければ近いほど回復速度は上昇し、遠ければ遠いほど速度は下がる。
また、録音ではその効果は発揮されず、必ず彼女がその場で演奏をしなければならない。
音楽を奏でる媒体としては、ライアーをよく用いるが、彼女の歌でも効果はあるため即席の場合はそちらを多用する。

【SV】
「私はフォクスティア皇国第一皇女、シルヴィアと申します。以後、お見知り置きを。」

「妹、弟達がなにか粗相はしてないかしら...。心配だわ...。」

「私、皆が傷付くのは嫌よ。だって大事な家族ですもの...でも、我儘は言っていられないわよね。皆が傷ついても、私が全部治す、くらいの気概でいなくちゃ...」

「ち、違うわ、違うのよ、お城を勝手に抜け出して街に行こうだなんて全く....してないのよ...?」

「平気よ、街中くらい...。私だってお父様の娘だし、やろうと思えばこのライアーでガツンと...うん、やれるわ。」

「...誰、私の家族を傷付けたの。絶対に、絶対に許さないんだから。」

【備考】
もし弟や妹が目の前で傷つかんとするならば、性格とは裏腹に実はかなり血気盛んな彼女。
やる気になれば、振り方は分からずに剣を握ろうとするくらい。
それでも皇国の中では一二を争う回復能力の使い手であるため、後方にいることが多く、守られる立場の自分に少なからず歯痒さを覚えている。

【関係性】

シルヴィアに振り回される騎士@1
その他なんでも募集中です
鱈めーかーさまよりお借りしました
速水さん (8uqlgj5h)2023/9/4 19:55削除
[ 関係 ]

しぃずさん宅
ヴィル・カルヴァトス様
“手作りのお菓子を交換する仲”
「私はそんなに凝ったものは作れないけれど...ヴィルさんの作るお菓子は、今まで食べたお菓子の中でも特別美味しいものが多いのよ!私も喜んでもらえるように、頑張ろうかしら。」
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返信1
しぃずさん (8upe6i4y)2023/9/4 00:50 (No.70917)削除
【名前】ヴィル・カルヴァトス

【性別】男

【年齢】おおよそ300歳ぐらいは確実に生きてはいるものの、誰に祝われるでもないその命を長い間一人で生きてきた為、ヴィル自身はその細かな年齢を数えてはおらず、覚えてはいない。

【種族】血を喰らう鬼という吸血鬼。蝙蝠の形によく似ており、人1人くらいは上半身を片羽で隠せるくらいに大きな翼を一応持ち合わせてはいるが、その翼を常に露出させているのではなく普段は背中に縮小させてしまっており、翼を出さずとも浮遊できるため防御ぐらいにしか役には立たない飾りでしかない。一定の年齢でその姿が老いることも変わることも無い、美しい不老のその身を持ち合わせるという噂通りで、ヴィル自身も人間でいう30代くらいの見た目でその姿は変わっていない。だが不老というだけで不死ではなく、主食としている血を長らく飲まなければ血が足りずに餓死と失血死で亡くなり、心臓をただ抜かれても潰されても血がある限り再生はするのに、銀の弾丸に心臓を貫かれると1発で死んでしまうなど、以外にも弱点が多い。そんな噂通り、吸血鬼として人間以上の高い身体能力や凄まじい怪力、優れた知性、血があればいくらでも再生して傷を癒し、まるで霧のように体を無数の蝙蝠として散りばめたり、重力を無視して天井に張り付いたり、直接吸血した者を眷属にするなど怪物と恐怖されたその強さもしっかりともってはいる。しかし、その中でも噂は噂にすぎないこともあり、鏡に映ろうと思えば映ることもできるし、日や光に当たっても灰になったり燃えることはなく、ただ日に焼けやすい程度である為、日焼け止めを塗れば対処できるものだったり、十字架や聖水、教会など神聖なものには何故だか分からないがムカッとする感情を抱く程度であったり、ニンニクなどの刺激物は食べるとひゃっくりがしばらく止まらなくなる程度だったりと、一般で知られているような吸血鬼と若干違った特徴を持っている。

【所属】フォクスティア皇国、軍務上層部、副総司令官

【性格】

冷酷で冷徹で冷淡なマニュアル男と噂されるくらいに、堅物そのものだと第一印象でよく思われており、仕事上の付き合い以外でヴィルと関わろうとする物好きはそうそういない。故に人付き合いというのは、外交など仕事上では問題ないというのに、プライベートの付き合いとなった途端にどうにも仕事としての気持ちが上手く切り替えられないようで、親しい仲間達と楽しく打ち解け合うことや楽しく談笑するなどは出来ない。それもそのはずで、何百年も誰かに会うことも楽しむことも無くただ孤独に生きてきたのが、笑う事さえ何かを楽しむことさえすっかり忘れてしまったのだからだろう。だがこのフォクスティア皇国で副総司令官として務めて以来、仕事上大勢の人と関わることになってからは、無意識のうちに孤独に対する寂しさを感じるようになり、人とは接触せずとも誰かしらがいる場所で過ごしていることが多い。この通り、決して人と関わることが嫌いという訳ではなく、時にヴィル自ら接触しようと話しかければ親しくなる所か、表情から怒っているのではと勘違いされてしまうだけであり、誰かから話しかけられたり頼られたりすれば、ヴィルは拒むことなく親身になって話を聞いてくれるだろう。

趣味はやはり1杯の紅茶と読書であり、そこに1品の焼き菓子があれば、それはそれは極上のひと時となることに違いない。孤独から目を背けるように本から学ぶ世界や物語は、ヴィルを救った存在であり、今の今まで生きてこれた命の恩人ともいえよう。しかし甘い菓子は格別である。そんな本達の上に座る行為、焼き捨てるような輩は普通に嫌い、ひっそりと同じ宿命を味わえばいいと念じている。また甘い菓子を分かち会えない人とは仲良くなれそうにないと思ってもいる。因みにだが、甘い菓子の中で特に好きなのはパンケーキであり、パンケーキを食べる時だけは高級レストランで食事をする時のように食器を並べるほどに真剣さが違う。

【容姿】

光が反射しないくらいに黒い髪を右に七、左に3に分けた七三分けの髪型にしており、その内右の七側には白いメッシュ毛が生えている。目は血のように赤黒く、刃のように鋭く細められており、目を合わせたものに怒っているのではとよく勘違いされてしまうくらいに目付きが悪い。そして白いスクエア形の眼鏡をするくらいに目が悪いのだが、外すと視界がぼやけてしまうということで更に目を細めてしまう為、もっと勘違いされやすくなる。左目の中央下に特徴的な黒子がある。吸血鬼特有の鋭い牙は普通に話す分には見えにくいのだが、何か食べる時になると大きく口を開けるため、牙がよく見えることだろう。耳は人間の特徴とは違い、ピンと尖った大きな耳の形をしている。黒と白の服を選り好んで着ており、特に背中が空いている黒い薔薇模様がしてあるシルク生地のワイシャツに白ベストに、白いズボン、白い革靴を身にまとっているのを見かけることが多い。身長は192cm。

【武器・持ち物】

大きな釘と斧が一つになったような武器、『喰血』。赤い刃は今まで血を喰らい、吸い続けたが故にその刃を赤く染めたと言われており、事実まるで生きているかのように刃先に触れたものに噛み付くように刃が鋸のような返し状に引っ掛かるように変形し、獲物が逃げようものなら所有者であるヴィルが刃を引こうものなら、喰らいついた肉をズタズタに抉り引き裂いて重大なダメージを与えることだろう。またこの斧は鍛えた人間でさえも両手で持つのがやっとなくらいに重い為、人間より身体能力が優れた種族でないと片手では持てないと言われている。

携帯型輸血パックは吸血鬼の必需アイテムであり、空腹時や血が足りない状態などにはこの輸血パックを使って腹を満たしており、一日に1パックは必ず消費している。

【能力】

『ベットランプ』

スペードのA〜Kの13のカードにジョーカーが入った、14枚の中からランダムに一日1枚引くことができ、引いた1枚のカードの能力をベットランプの能力枠として使用出来るという、その場次第では良くも悪くもなる賭け異能力。実際には1d14をすることで能力を決めることになり、リアルタイムで0時を迎えて日にちが変わるまでは、例外を除いて振り直しができないものとする。

1が出た場合はA(エース)カードを引いたことになり、人が出入りできる満月が登る夜によく似た空間を作り出し、光関連の能力や魔法を使用できなくする。但し、自分より遥かに上の存在となると、強制はできずに突破されてしまうこともある。夜によく似た空間ではあるものの吸血鬼としての力が上昇し、通常の能力、身体能力のみならず再生能力も上がることが出来る。正にこのカードを引くことが出来れば優位になる為、エースカード言えよう。

2が出た場合は2のカードを引いたことになり、一般の魔法と同等レベルの青い炎を操ることが出来るようになる。炎と言えば色々と使い勝手が良く、魔法より優れていることと言えば、魔法使いのようにマナ切れというのを起こさず持続的に使用できるのだが、やはり一般魔法レベルである為、優れた術師を相手にすると単純に威力で負けてしまう。

3が出た場合は3のカードを引いたことになり、誰もが嫌悪感を抱くようなハエ、蚊、ゴキブリ、ムカデ、蛆、蜂、蜘蛛、毛虫、蟻などの虫を無から生成し、操ることが出来るようになる。操れるその数や大きさは自由自在で測りしれないものではあるが、ヴィルの把握キャパを超える都市一帯を囲むほどの数は操ることはできない。また、虫は虫でしかない故に大きくとも数が多くともその生体は普通の虫と何ら変わらない。

4が出た場合は4のカードを引いたことになり、誰かが流血している場合や血を少しでも体に浴びた場合にのみ発動し、冷静に物事が判断できない狂乱、暴走状態になってしまう。この状態になると人が常にセーブを掛けているリミッターを強制的に解除し、吸血鬼としての本能が剥き出しになることで、敵味方を判断することさえできない知性の低下はするものの、普段とは比べ物にはならないほどに身体能力がアップし、アドレナリンも脳から分泌される為興奮状態となり、痛覚を感じにくく、血を浴びれば浴びるほどにその身体能力や再生力は上がっていく。だが、理性がない故に他の能力を使用出来なくなってしまい、更に次の日には反動で筋肉痛になってしまう。

5が出た場合は5のカードを引いたことになり、近くにいる人物に対して無差別に襲いかかる6つの状態異常の霧がヴィルを中心に広がり、ヴィルから近づけば近づく程にその効果を発揮する。近くにいる人物には直ちに1d6を振ってもらい、1が出れば立つことが難しくなるほどの毒が身体中に回り始め、2が出れば体を自由に動かせないくらいに脳神経に麻痺を感じ、3が出れば眠気が次第に強くなり眠ってしまい、4が出れば全身が焼き焦げるように皮膚の表面が焼け始め、5が出れば目玉が潰れていくような痛みの中で盲目になり、6が出れば穴という穴から血が止まらなくなってしまう。この操作はヴィル自身にもできないため、対策としては効果を受けない最低でも約15mはヴィルから離れるしかない。

6が出た場合は6のカードを引いたことになり、特殊な鏡を操ることで鏡に映った物を写真のように切り取り、そのまま鏡に切り取った風景や物を鏡ごと傷つけることで映っていたものを遠隔で鏡が割られたようなダメージを与えることができる。また合わせ鏡をするように映った人物を鏡で囲えばその人物を鏡の中に幽閉することも可能だが、幽閉に使用した2枚の鏡を割られてしまうと鏡の世界から脱出されてしまう。

7が出た場合は7のカードを引いたことになり、ヴィルの姿を見たものを魅了し、ヴィルを親しい人物や大切な仲間のように守らなくてはならない、助けてあげないといけない、役に立ちたいと思うようになってしまい、敵対する気持ちが無くなってしまう。この効果はなり世界の時間がきっちり一日経たないと切れることはなく、友人や親しい人物が少ない者の方が魅了されやすく、逆に友人や親しい者を多く持つものや普段から美女や美男に囲まれているものには掛かりにくい。

8が出た場合は8のカードを引いたことになり、その日の内にできた怪我や病、呪いをただ血を分け与えることで全て癒し解かすことができる。次の日になってしまうとその日に癒した傷も病も呪いが元に戻ってしまうなんてことはなく、未来永劫この事象に対する書き換えはできない。

9が出た場合は9のカードを引いたことになり、その日一日は魔法を1つでも扱う者からの悪意や敵意、攻撃性のある干渉を全て無効化する。例えば攻撃であったり、軽いイタズラや嫌がらせなども発動出来たとしても尽く失敗したり不発したりでヴィルに対して何かすることはできない。だが遥かに上の存在による干渉になっていくと、いくらヴィルの能力でも凌げない。

10が出た場合は10のカードを引いたことになり、知性の低い眷属である赤い目をした狼や蝙蝠、狐、鼠、蛇、フクロウを無から生成し、操ることが出来るようになる。操れるその数は小さい鼠などの小型ほど多いが、ヴィルの把握キャパを超える数は操ることはできない。また、ヴィルの眷属である為血肉を喰らい吸血本能があり、影の中に入ることができるが、大体は普通の動物と変わりはない。

11が出た場合はJ(ジャック)カードを引いたことになり、その日の内に何かしらの要因で死んだとしても、次の日にはなんのデメリットもなく、無からでも蘇ることが出来るというシンプルでありながら、保険をかける分には優れている代物といえる。ただ誰かに何か出来る、状況を変える、自分を強くするものとは違う為、カードの中では弱い部類の能力とも言え、ヴィルはハズレカードだと呟くこともある。

12が出た場合はQ(クイーン)カードを引いたことになり、触れたものに約15kgの重しを感じさせ、マナや能力や武器の使用権を奪いさり、見た目を変えずに己自身の筋力を上げることができ、奪った能力を使用出来るようになる。当然それはカードの効果が切れる1日しか奪ったままでいられず、一日経過すると元の持ち主に全て返却される。奪われた後は取り返せないという訳ではなく、『クイーンのカードはいただいた』というセリフを言いながらヴィルに触れれば取り戻すことが出来る。だがしかし、当然第三者がやったところで本人のが戻るわけでなく、自分自身でしか取り戻さないといけず、更にセリフを知らない前提で且つ走れば息切れし、マナ切れで能力も使えず重りを体に感じる為、中々の高難易度とも言える。因みにだが、マナ切れにさせるだけなのでポーションとかで回復したら魔法使えるという抜け道もある

13が出た場合はK(キング)カードを引いたことになり、ヴィルが見た王族の血筋の者、洗脳や言霊が能力で効かない、恩寵を持つ者以外を言葉で操ることが出来るようになる。それは目と目を合わせることでより強くなり、言葉巧みに洗脳することや、言葉1つで自害させることだって出来てしまえるものである。通常の解除方法は、自動で効果が切れる一日経過によるものか、ヴィルが再び言葉で解除させるまで。但し、目と目を合わせることにより洗脳したものに限っては一日経過では解除されず、洗脳されたことに気づけるような矛盾が生じた時に己で解除する、もしくはヴィルが解除させることによって解くことが出来る。

14が出た場合はJOKER(ジョーカー)カードを引いたことになり、Trick or Treatという2択の選択を強制的に迫ることができる。選択結果は3つの通り存在し、1つはたまたまお菓子を持参していた為、それをヴィルに手渡した場合はヴィルはその1日その人物を攻撃出来なくなる。2つ目はお菓子を持参していなかったが為にTrickを選択した場合は、その人物は一日能力や上位魔法以外の魔法を使うことが出来なくなる。3つ目はどちらも選択しなかった場合は、ヴィルはベットランプをもう1枚追加で引くことが出来る。

『ブラッティーチェーン』

ヴィルの血で出来た鎖であり、液体のように相手を拘束して離さず、傷口から血を徴収することで貧血にすることも、徴収した血で身を回復することもできる。また相手の傷口から血を鎖のように縛り上げることも出来る。その他、拘束以外にも拷問器具を中心とした武器のように象ることもでき、器具のように象ることや針のように細くなり、気づかれにくくし、効率よく血を摂取することもできる。ただ同じ吸血種であると逆に血として吸われかねない。

『常闇』

影や闇の中に入り身を隠すことができ、そのまま影を通り抜けて移動することもできる。影や闇の中から奇襲なんてことも出来れば、影に入ることで攻撃を避けたり、触れている一人くらいならばヴィルが選んで一緒に影の中に入ることもできる。また物であれば無制限に収容することができ、いつもは武器を影の中にしまっている。しかし10時頃から15時まではこの能力が使えなくなってしまう為、物をしまうことも取り出すこともできなくなる。また影に入っている時に光で影が消された場合は生物は影から外に追い出され、光源の位置が変わるとそのまま影に引き摺られるように影の位置が変わった場所に移動することになる。

【SV】

「お初にお目にかかります、私はフォクスティア皇国、軍務上層部、副総司令官、ヴィル・カルヴァトスと申します。以後お見知りおきを。」

「どうなされましたか?…嗚呼、ここの部分が…ですか。……後は私がやっておきますので、貴方は他のことをお願いできますかね。」

「やはり読書には紅茶と焼き菓子は必需品ですね。焼き菓子を買って頂くのも申し分ないですが、自作してこそオリジナルティーが……こほん。…失礼、今は休憩中ですので。また後でにして頂けると助かります。」

「…随分お疲れの御様子ですね。無駄なミスがいつもより増えていたかと思いますが……。嗚呼、いえ…怒っているわけでは………。ただ休憩するように指示を出そうとしていたのですが、逃げられてしまいましたね…。」

「貴方は笑顔が上手ですね。」

【備考】

皇国が創立するまでの間は人気の寄り付かない寂れた屋敷に一人住みつき、眷属から絞った不味い血を飲みながら生きてきたが、屋敷からそう遠くはない廃村に残された本から外の世界へと興味を持ち、たまたま辿り着いたフォクスティア皇国が心地よく、住み着くようになったという経歴を持つが、やはりヴィルは謎が多い。

【関係性】

速水さんのキャラクター、シルヴィア・フォクスティアさん『手作りお菓子を交換する仲』
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白雪さん (8uci7qge)2023/9/4 00:34 (No.70916)削除
【名前】


レミエル・シュヴァルツ



【性別】


男の娘



【年齢】


14歳



【種族】


天使



【所属】


アルカディア統合国_黒闇教団_影の街 住民_



【性格】


ひ弱でもやしっ子な人柄です。いわゆる臆病者で、人と話すこと、目線を合わせること、全てに対し極度の緊張を感じてしまうため人との触れ合いは苦手としています。しかし生きていく上で関わらないで生きていく、なんてことは不可能なため克服を試みてはいますが、今のところ駄目なようです。


性別は男性ですが、彼自身好きなものはかっこいいものよりも可愛いもの、なため身に纏う衣服も女性もの、しかもゴシックロリータを主に着ています。また食べるものから趣味まで女の子らしいもので、本人は男がこんな趣味なのは可笑しい、と思っているからかそれらの趣味や好きなものを話すことは滅多にないです。


その趣味というものは人形、ぬいぐるみ、服作りで、あまり誰かに見せびらかすようなことは避けています。恥ずかしい、そして否定されたらどうしよう、という不安な気持ちから来るものです。


話す時も少し時間を取らないと口が動かない、また喋ってももごもごとしており声が小さかったり、途切れ途切れだったりとかなり人を苛立たせることに長けているような気を感じさせます。また天使でありながらも黒い翼と輪を持ち、異能持ちであったことから幼少期は差別を受けてきたため、そのこともあり異能持ちということは隠していますが、天使であることは輪のせいで知られてしまいます。その苛立ちから、過去に一度輪に石をぶつけ壊そうとしたことがあります。



【容姿】


白銀の色をした髪をショートヘアに伸ばしており、全体的に丸っこい頭をしています。天使の輪っかは漆黒に染まっておりヒビが入り、途中からは完全に割れ、ドロッと溶けている部分があります。オッドアイの瞳で、左眼が紫色右眼が金色で瞳の中には黒い渦が巻かれています。黒色がメインとなっているゴシックロリータの服装を着ています。背には漆黒に染まっている大きな天使の翼が生えていることが伺えます。身長は125センチです。


全体的に女の子のような女性的な顔立ちと、すらっとしている小柄でスリムな体型をしています。また、能力の関係上体にはいくつもの大きな傷痕から小さな傷痕までが痛々しく残っています。



【武器】


弓がありますが、戦闘を好まないため滅多に使うことはありません。



【能力】


《癒の楽園》


触れた人についている傷、傷跡を自分の体に移すことが出来る能力です。今までも色んな人の傷を移して来たので彼の体中は傷だらけですが、衣服を着ているため普段見えることはありません。



《Dulce somnii》

対象の相手に幻覚、幻聴、夢をみせる精神攻撃の能力です。かかった相手は即時にそれらの症状に襲われ、現実か夢かの区別がつかなくなってしまいます。しかし、この能力は長時間使いすぎると逆に彼本人がそれらの症状に襲われてしまいます。



【SV】


「ボクは…その……レミエル・シュヴァルツ……です…あっ、ぇっと……よ、よろしく……お願いいたします…」



「あっ、えっと……ご、ごめんなさい……ッ……なにも、しないからッ……




「…えっと……その……こ、この……人形は……ボクが………作ったもので……」



「ご、ごめん……なさい…僕が……僕…嗚呼もうやだ……死にたい……」



「……ち、ちがッ…女の子じゃ……ッ……離してッ…ください………」



【備考】


輪っかと翼が黒い天使です。そのせいで幼少期は周囲から罵詈雑言、暴行その他もろもろを受けてきました。それが原因で心はズタボロ、傷だらけになってしまい、他者との交流に怯えています。大人になったら服屋、もしくは人形屋を営んでみたいと夢見つつも、そんなこと自分なんかにできるのだろうかと不安に思っている様子です。ネガティヴ思考が目立ち、すぐに『ボクなんか』と自分を卑下してしまいます。もはやそれは癖のようなもので、直そうと思ってもなかなか直せない病のようなものです。



【関係性】


天使仲間、幼なじみ、その他随時募集中です
YSDメーカー様より


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蒼華さん (8u9f63pk)2023/9/3 23:40 (No.70912)削除
【名前】ジェルア・グレイアルテット
【性別】男
【年齢】35歳
【種族】人間
【所属】フォクスティア皇国 エルエラル学院 学院長
【性格】落ち着いた口調で、真面目で笑顔が多い、印象的には紳士とも言えるようなぐらい。所々明るいところもある。話しかけやすいし、話しやすいということもあって、よく相談を受けることもあるが、とても真摯に話を聞いてくれるのだそう。怒ることも少なく、余程のことでない限りはお説教程度で許してくれたりなんてこともある。一人称は俺。

学院長とは言え、たまーに授業をする時もあるのだが、彼の専門は物理学。それ故か、mm単位の物ですらこだわる所はかなりこだわるのでめちゃくちゃ繊細で凄く細かい。彼もめちゃくちゃ器用である為、そう言った細かいところも上手く調整出来るわけなのだが、そういった時にミスったりするとエラく落ち込む。

いじめを許すことを決してしない。彼も過去に幾度かいじめの経験を受けていた為、学院長となった今、どんな原因だろうともいじめは絶対に無くし、生徒と生徒が皆手を取り合えるような学院にしたいという理念の下で学院長を務めている。その為、いじめの現場を目撃すれば、普段お説教程度で怒る彼が、凄まじいぐらいの剣幕で怒鳴るなんてこともあるほどに。それぐらいいじめは許せないのだ。また、目を見れば嘘をついてるかついてないかが分かるらしい。

【容姿】灰髪。髪は全体的に少し長めで、前髪は目にかかる程の長さ。後髪は少し縛る程度の長さ。瞳の色は橙色。服装は、黒色のセーターの上に暗めのボーダーのコートを羽織っている。身長は178cm。

【武器】なし。この世界では珍しい、全属性の魔法をある程度扱うことが出来る。その中でも、土属性はそこそこ特化している。また、近接格闘にも長けている。

【能力】
・『重力操作』土属性の魔法を扱っているうちに目覚めた、重力を操る能力。引力、斥力を扱える。その使い方は多用。押し潰し、反重力、無重力、重力の向きを変える、引力による引き寄せ、斥力による反発、物体を動かす、着弾点に強力な斥力や衝撃波を発生させるエネルギー弾を放つ、肉体や武器に遠心力や重さを乗せるなとなど。また、空中浮遊で移動が可能になったり、短距離ではあるが空間転移が出来る。また、彼の身体に重力が身にまとっており、ほとんどの物が彼に近づけば近づく程低速化し、次第には接触も不可能となる。しかし少なからずも重力の影響を彼も受ける為、特にこの身に纏う重力の方に関しては、動きが鈍るどころかそこから一切動けなくなる。

【SV】
「やぁごきげんよう!俺はエルエラル学院の学院長、ジェルア・クレイアルテットだ!よろしくな!新入生くん!」
「…なるほどな。そんな悩み事を抱えていたわけ、か。よく話してくれたね。ありがとう、あとは………大人に任せておきなさい。」
「だああぁぁあああああ!!!0.2mmミスってるじゃないか!!!うわー!!!やらかしたああああ!!くそ〜〜…………。」
「なァにやってんだお前らァ!!!!いじめしてんじゃねぇぞボケェ!!!」

【備考】エルエラル学院学院長。"殲重の魔道師"という異名を持つ優秀な魔法使いであり、それでありながら中高大一貫である学院の最高責任者。そんな彼もかつてはエルエラル学院にて勉学に励んでいた生徒であった。その中で、嫌がらせからいじめに発展し、高校卒業まで嫌な思いをしながら生きてきたが、彼の特性である全属性を扱える他、土属性のみ特化のあの重力の能力を発現させ、そしていじめっ子達を見返してやった。元々彼は勉強が出来ない上に魔法の才能も無かったが故にいじめられていたが、それを見返す形で魔法を扱うようになってからは、大学は平和な時を過ごした。その中で、教員になろうと思った。いじめを受ける生徒達を助けるために、世界のためにも色んなことを教えたいと思い、その4年間は努力した。そこからトントン拍子で、高校で教鞭を執るように。教師としての彼の働きようと言えばそれはそれは誰よりも真摯に真剣にやっていた。それが評価され…今では、学院長の座にまで上り詰めてしまった。彼としてもこのようなことになるのは想定外だったのだとか。それでも、あの前学院長に任されたならば、学院をより良いものにしていこうと、彼なりに頑張っている。

【関係性】随時募集中

・「スリロス国王はなんというか、人格者の中でもその上を行く人格者って感じの御方かな。俺もちょくちょくお話をしてもらうことがあるんだけど、話してて落ち着く声してるんだよねぇ。」
・「レイヴァス皇子、か…正直、ここで話すってなると…長くなるな。俺としては、別の機会で話したいってのがあるな。まぁ、昔と比べたら丸くなってるっぽいし、安心はしたなぁ。」
探索者よ探索しろより
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蒼華さん (8u9f63pk)2023/9/3 22:25 (No.70908)削除
【名前】グリューレン・フォクスティア
【性別】男
【年齢】20歳
【種族】人間
【所属】フォクスティア皇国第二皇子
【性格】大人しめ且つ丁寧な口調で、優しげで思いやりのある性格。誰に対してもということではないが、それでも父親や兄妹は勿論、聖騎士や騎士達にも笑顔を振舞うように浮かばせながら楽しそうに話をする。悪口なんか一切言わない。一人称は僕。

自分が発現している感情が故に、自己犠牲精神がめちゃくちゃ強い。他者が傷つこうものなら自分が傷ついた方が得だとして、自ら、他者に向けられた攻撃を受けに行くこともある。その上戦闘では自分の肉体がどれほど傷つこうが関係なしと言わんばかりに無茶な特攻をすることが多い為、よく怪我を負っていることが多い。…というか怪我を負わなかった時がないぐらいには酷い。

甘やかされるのは得意ではなく、特に頭を撫でられると、固まってしまうことがあったり、撫でられそうになるとそれを避けたりすることが多い。というのも、騎士を目指している以上そのようなことをされては騎士としての面子が潰れてしまう!かららしい。

【容姿】銀髪で、前髪は右目が完全に隠れる様な形になっている。左目の方は眉毛辺りまで長い感じ。後ろ髪は首半ば辺りまで長い。ボサつきはなく、結構綺麗。瞳の色は黒色。服装は、普段は白色の中世ヨーロッパ風のタキシードを着ていて、下はかなり質のいい物で作られた白色のズボン。戦闘時等は輝きを放つ銀色の鎧を着用しており、背中に白色のマントを着ている。身長は181cm。

【武器】純白の色をした剣と盾。斬れ味はとても良いもので、盾も、そこそこ高めの威力を持つ魔法とかを防げる。

【能力】
・『全ての痛みを我が物となりて』ダメージを受ける事でグリューレンの肉体能力、魔法の威力、動体視力が強化されていく能力。一度即死攻撃を受けても死なず、ほぼ瀕死状態になるが、その代わり尋常じゃない強さを手にする事が出来る。また、他人のダメージを自分のダメージに変換させ、その者のダメージは無くなり回復する。変換したダメージは自分の物にしたので当然ダメージを受ける。因みに色んな人のダメージを自分に変換させまくると確実に死ぬようなものになっている。

・『苦しみを体現せし騎士』毒や麻痺など、身体にじわじわと来る様な苦しさや、得体の知れない苦しさなど、全てにおいて苦しみを受け克復して次から無効化する能力。多少の痛みは伴うが、それでもかなり強力。

【SV】
「フォクスティア皇国第二皇子、グリューレン・フォクスティアです!よろしくお願いします!!」
「あ、ありがとうございます!!僕も精一杯頑張らせて頂きますっ!」
「グフッ………かかって、来いッ………僕は、こんなんじゃ、倒れはしませんよッ…!!」
「騎士として、僕は兄上達をお守りせねばなりません。…その為にも、もっと、僕は強くならないと………!」

【備考】フォクスティア皇国第二皇子にして、"無痛の騎士グリューレン"と皇国内では賞賛と心配の声が挙げられている存在。というのも、彼の発現した感情は"苦しみ"。苦しみとはどのようなものでも当てはまり、それは痛みにも繋がる。そこからあのような能力が発現されたのだが。彼は、華麗に戦う父親の背中を見て、騎士になりたいという志の下訓練を始めた。その訓練は苛烈を極めるものであるが、それでも彼は食らいつき、そして今のような、流星の聖騎士団と並べるほど…とまでは行かないが、それなりの実力へと高めることができた。そんな彼の戦闘スタイルが、"どんな攻撃でも食らいつく"というもの。まぁ、無茶でしかない。故に毎回毎回怪我をして戻っては、レイヴァスとリーベに怒られる始末。

【関係性】騎士として特訓してもらっている師匠など、随時募集中

・「父上は、僕の騎士としての憧れにもなった人です。僕もいつか、あの人のような騎士になりたくて、こうして剣と盾を持っています。…と言っても、この戦い方をやめない限り少し難しそうですが………。」
・「兄上は事ある毎に僕の頭を撫でようとしてくるんですよ!別に嫌というわけではないんですが、それでも騎士としての面子だったり、あとは…単純に僕の歳が歳なので、恥ずかしいんですよ!…その上怪我をしたら怒るし…困った兄上ですよ、本当に。…でも、そのぐらい僕が心配だということも、分かりますけども。」
・「リーベはとても可愛らしい妹です。なんたって、あの笑顔がとても!かわいいんですよ!でも、僕よりも兄上とかの方がそれを見て、表情がふにゃふにゃとしてるんですよね…。それはさておき、あの子は敵味方関係なく優しい子です。…あとは、怪我をする人を見るとよく怒ります。僕がそうですからね。」
进行一个xp的捏3.0より
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白雪さん (8uci7qge)2023/9/3 21:16 (No.70902)削除
【名前】


サンドリヨン・フードル



【性別】






【年齢】


不詳

長い間監禁されていた時期もあり、100は超えています。


外見年齢は10代です。



【種族】


魔族であることは確かです。


悪魔か魔人か



【所属】


アルカディア統合国_激雷教団_機の街_紫電の司教_



【性格】


大人しい且つ目立つことのない影のような人柄をしています。決められている規則にはとても厳しく、また違法者には冷酷で冷徹な態度を取ります。本人は気付いていないようですが、他者に対する恐怖や不信、不安などが凄まじい程に心に刻まれており、それは信仰している雷神ラヴィアにも言えることのようです。ですが、彼女自身その感情には気付きつつあるようで、それでも知らないフリをしているようです。しかし、彼女が雷神にもそのような感情を向けていることを理解してしまえばどうなるのでしょうか。


過去に家族から虐待、近所の子供たちからはいじめを受けていたため自分の頭より手をあげられると目を瞑ってしまい、怯えてしまいます。必要以上の争いや喧嘩を嫌っており、もっと言えば自分に向けられる暴力に対する嫌悪と恐怖は凄まじいものです。しかし、他者に対する関心などは薄いせいか、他者が暴力を振るわれていても司教として助ける、という義務感でしか助けることができません。


また、司教としての仕事も義務的に行うところがあり命じられていること以外をする時は雷神ラヴィアが喜ぶかどうかで判断することが多いです。しかし、それはただの彼女自身が抱いている雷神ラヴィアの理想像でしかない、と思っている節があるようで、妄想の産物だったらどうしようと思い不安になってしまうこともあります。雷神ラヴィアに対する依存度はかなり高く、雷神が死ぬのなら自分も死ぬ、として雷神が望むことであればそれがどれだけ無理難題であろうと叶えるという盲信、狂信が見られます。それは愛でもありますが、それは決して純粋なものではありません。


悪事を働いた者に対しては義務的に厳しい態度を取るように務めていますが、常識的な善悪の判断も全てが司教であるから、と言った立場上から見た場合の善悪の判断で、司教でなかったらどう善悪を判断していたのかは定かではないでしょう。彼女は他者への共感性に欠けており、他者が泣いていたり、怒っていたり、笑っていたり、どのような感情にも共感することができなく不思議そうにしています。しかし、相手が怒っている時は過去から来る癖故に謝ってしまいます。


普段話し掛けられてもとても塩らしく、また冷たい態度を取ってしまいます。彼女はそんな自覚はないようです。また自分の感情にも疎く、また薄く感情的に動くことは全く見られません。ある意味冷静沈着と言えるでしょうが、その反面自分が危機的状況に陥っても逃げるという判断ができないという部分もあります。話題を提示されるまで話すことはなく、人形や置物のようにずっと黙りこくっていることが多いです。話し掛けられても一言や二言で終わり、そこからは沈黙…なんてことも多いです。


過去が起因で水色髪の女性、銀髪紅眼の女性、黒髪紅眼の長身の男性に対する恐怖が高く植え付けられています。順番に母親、姉、弟からの仕打ちが忘れられない程のトラウマになっているようです。また、酒瓶、酒そのものに対する恐怖もあり、酷い時はガラスを見ただけで怯えることもあります。閉所と暗所恐怖症で、帝国に逃げる前に長い間監禁されていたせいでそれらの場所がトラウマになってしまったのです。しかし、それらに対する恐怖を誰かに見せることはなく、ひとりただ孤独に怯えています。


勉学などはあまり出来が良くなかったようですが、家事全般はかなりできる方です。とはいえ、過去は家族に良いように道具や奴隷のように使われてきたため、家事をすることを極度に嫌がり、食事も簡単に済ませるものを買い済ませています。また寝る時は暗くしなければいけないこともあり、快適な睡眠は取れないため常に睡眠不足の状態ですが、寝たいと睡眠欲を大袈裟に出すことも、顕著に出すこともなく心に秘めているだけです。



戦闘時はどれだけ自分の身が削れようとも敵対者を倒すまで動き続ける兵器のような動きを見せます。己をなによりも嫌い、また憎んでいるせいなのか自己犠牲の精神も強く信者や住民たちを護るためなら死んでも構わないと思っているほどです。誰かが死ぬくらいならば自分が死んだ方が良いと思っており、過去には一度自殺を図ったこともあるようですが今生きている通り失敗に終わったようです。そのため、どこかで彼女は自分の死に場所を探しているようにも見れます。



【容姿】


薄紫色の髪をくるぶし辺りにまで伸ばし、左の横髪部分は三つ編みに縛り毛先は腰辺りにまで届きます。左側の上の方には時計型のアクセサリーをつけており、アクセサリーには黒色のリボンが付いています。瞳は深淵のように黒色で紅い十字架のハイライトが入っており、白目の部分は黒く染まっておりいわゆる『反転目』というものに属しております。服装は黒色と紫色を基調としているゴシックロリータ風の服に上からはローブやマントを羽織っています。腕や手には着ている服の袖からはみ出ている黒紫色のレース素材の袖が見え、また手には黒色のレース手袋をつけています。脚には黒色のニーハイソックスガーターを履いており、靴は夜空が靴に印刷されているヒールのあるブーツを履いています。肌全体には痛々しい痕が残っています。身長はヒールありで145センチ、なしで140センチです。



【武器】


《雷電神剣》

使うと稲妻が走ると言われる白紫の色をしている刀身を持つ長い剣です。とある機の信者から貰った武器で、使った方が良いのだろうという思いやりか、はたまた他のなにかかで使っています。この剣に斬られたものは体中が電流を流れると言われています。



《電茈銃》

黒色の銃、黒紫色の銃弾の武器です。これといった特徴的なものはなく普通の拳銃で、装弾数は十個と少なめです。これは緊急時用にと持っているためあまり使うことはありません。しかし常に肌身離さずに持っているため、危険を感じればいつ発砲するかは分かったものではないでしょう。



【天具】


《電神機刀》

黒紫色の電流がばちばちと常に流れている黒色の刀です。この刀に斬られると斬られた部分から爆発が起きる、というなんとも悲惨な武器です。また彼女以外が触れると電流が流れ、触れた人を感電させてしまいますので、絶対に触れないことを推奨します。



【能力】


①《重毘転操》

彼女の周り2kmの範囲にあるものの重力を自由に操ることのできる能力です。重たいものを何個も操ることは体に大きな負担がかかるため、制限を自らかけ一度に操る数は十個と定めております。それ以上操ると頭痛から吐血、嘔吐、手足の痺れの後に倒れてしまいます。



②《雷虹創造》

雷や電流でものを作り出す能力です。この能力により彼女が作り出すもの全てが雷や電流で作られるため、水に触れると感電、もしくは爆発してしまいます。そうならないように精度の高いものを作ることも可能ですが、かなりの体力を必要とするため精度は気にしないで作ることが多いです。また、武器を作り出すことで武器と武器に流れている電流を武器越しに伝わせ、感電させることもできます。



③《一方通行》

ありとあらゆるものの向きを操る能力です。例えば、相手の攻撃は必ず左に向くと操ればその通りに相手の攻撃は左以外に向くことはできなくなります。また、自然に吹いている風、または水や炎、光の反射、ありとあらゆる向きを操ることができます。しかし、何度も使ってしまうと自分の攻撃の向きや歩く方向が思ったように動かせなくなってしまいます。



また能力ではありませんが、雷魔法を使うことができます。その使いこなしは達人のようで、誰にも真似できることのできない唯一無二の技術を持っています。しかしそのような雷魔法の技術を持っているにも関わらず魔法を使った戦闘を好みません。理由はもし使い負けてしまえば雷神ラヴィアの名に泥を塗ってしまいます。それを事前に防止するために使うことは極力避けています。恩寵も同様に使うことを避けています。



【恩寵】


『雷神の恩寵』
雷神ラヴィアの力を受け取ったものであり、雷神の力の断片。この恩寵を使用すると、老人のような白髪、黒色の裾がボロついたローブに、少し形が歪で上部分に紫色の宝石が付いており、下部分がかなり尖っている大きな魔法の杖のような物を持つようになり、全身に雷のオーラを纏う。雷の力を通常の魔法よりも自由自在に操れるようになる。その中でも特徴的な使い方は以下の物。
・杖の下部分部分を地面に音を鳴らすかのようにぶつけ、中距離から動きを妨害する強烈な雷撃で広範囲に渡って放つ
・透明で半径2m程の大きさの罠を置き、対象がその罠を踏んで即高威力の落雷攻撃
・磁場を操ることで引力・斥力の力が使える
・杖の上部分にある紫色の宝石から雷を生み出し、自動照準で投擲物や魔法攻撃を相殺する
磁場を操る関係で5mまでの瞬間移動をすることが出来る。しかし移動先で静電気が発生している為瞬間移動する場所が分かりやすくなっている。また、杖に雷を纏わせ、下部分を刃のようにし槍のように投擲し、対象に着弾すると周囲に高威力な雷と爆破の二段構え攻撃の"裁きの槍"を繰り出すことが出来る。投げた杖は自動的に手に戻ってくる。また、雷属性攻撃を無効化する。



【SV】


「ワタクシはサンドリヨン・フードル。不束者ですが紫電の司教です。何卒宜しくお願い致しますわ。」



「はぁ、それはそれは…。お話は後で聞きますので、早く裁かれてください。」



「ご、ごめんなさいッ…なにもしないからッ…言うこと聞くからッ…」



「ワタクシは雷神ラヴィア様に仕えている奴隷ですから。あの方が死んだら?死にますが?」



「嗚呼、それは良かったですね。ワタクシはもうあなたに用はないので帰っても?」



「死ぬ場所と時をなくしただけの怪物ですよ、ワタクシは」



【備考】


彼女の出生は華々しいものでも、祝福されるものでもありませんでした。グルスフィア帝国で生まれ、育った母親は夜遅くに仕事から帰るところを攫われ強姦され、そして彼女を産み落としました。そのため父親の顔すら分からないのです。産まれたものの、サンドリヨンは喜ばれませんでした。唯一喜んだのはそこに居合わせた母親の親友のみでした。小さい頃から奴隷のように扱われ、家族のストレス発散のサンドバッグのように扱われることもありました。サンドリヨンが5歳の時に母親は結婚しましたが、その父親にも嫌われていました。特に母親、そして姉、後から産まれた弟はサンドリヨンを乱暴に扱っていました。父親はというと興味もないのか見向きもしない、名前を呼ぶこともありませんでした。両親はよく避妊をせずに行為を行っていたため、子供ができることもありました。しかし母親は望んでいない、これ以上は育てれない、だけどおろす金もない。だから自宅で隠れて産み、その後はサンドリヨンに赤ん坊を殺させる、ということを4回させました。その後は近所にあった墓地に行き、無断で土の中へと埋めました。


彼女が10歳になった頃からは近所の子供たちから反転目を馬鹿にされ、いじめが始まりました。坂を下っていたら後ろから突き飛ばされ坂を転がり落ち、階段を下っていれば同様に落とされ、街を歩いていれば石を投げられ、万引きをしろと脅迫され、しなかったら両親にいじめられたと言うと脅され、万引きをしても店の店主に怒られ、両親に知らされ怒られ殴られの日々でした。ある日、叔父が離婚し行く宛もないからと家に住み着きました。そこからは叔父の性欲発散のためにと強姦され、強姦を教えられた弟にも同様に犯されました。そこから4回、子供ができ産みましたが育てれるはずがないため殺しました。そしてまた、墓地に埋めました。


しかしある日、父親は不倫をし帰らなくなりました。それを母親と姉、弟はサンドリヨンのせいだと責任を押し付けました。


『お前のせいであの人は出て行った』

『あんたなんかが産まれたから』

『早く殺しとけば良かった』


『死ぬことでしか世界に貢献できないのに』


サンドリヨンはその言葉を聞き、そしてその夜飛び降り自殺を試み近所の高い建物の屋上から飛び降りました。しかし運悪く、下を歩いていた人とぶつかってしまい、その人は死にました。


サンドリヨンは生き残りました。


遺族からは責められ、家族からは以前よりも冷たい視線で見られました。亡くなった人の遺族はサンドリヨンに対し罵詈雑言と暴力を浴びせました。それを止める人はひとりとして居ませんでした。居るはずがないのです。そんな人なんて。サンドリヨンに味方はいません。そうして家に帰る途端地下に閉じ込められ、監禁されました。


『最初からこうしていれば良かったんだ』

『生きていることが罪なんだから』

『生きちゃいけないんだお前は』

『死を運ぶ怪物が』


そう言われ、閉じ込められ、食事も風呂も、そして御手洗いも許されないまま、何年……何百年と時が過ぎました。しかしサンドリヨンは死なないのです。何故かは分かりません。それに気味悪さを覚えた母親はひたすら、包丁で何度も何度も体中を刺しました。ですが死にません。なにをしても死なないのです。今度は姉が毒薬を飲ませ、水の中に顔を入れ呼吸できないようにさせました。それでも死にません。今度は弟が強姦をしながら首を絞めました。それでも、何度も殺そうとしてもサンドリヨンは死なないのです。そうして3人はサンドリヨンに怯え、そして彼女を再び奴隷やサンドバッグのように扱い始めました。とにかく、支配すれば逆らうことはできない。そう考えたからです。しかしどうでしょうか。彼女に逆らう気力も、思考も残っているように見えたのでしょうか。それならば3人は馬鹿でしょう。何故なら、サンドリヨンにそんな考えは一度足りとも浮かんだことはなかったからです。


ですが、限界だったのでしょう。


サンドリヨンは無意識に、家から、そして帝国から逃げていました。そうして辿り着いたのが統合国です。そこで大司教に出逢い、拾われ今の生活があります。


しかし彼女は今も恐怖に怯えています。家から逃げた恐怖、帝国から逃げた恐怖、大司教に助けられてしまった恐怖、弟や妹を殺した恐怖、実の子を殺した恐怖、自分なんかが司教になってしまった恐怖。


生きている恐怖。



【関係性】


恋人、友達、帝国に住んでた時のサンドリヨンを知っている人、その他随時募集中です
Magicdoll*Maker様より


サンドリヨンの着ている服装参考です


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蒼華さん (8u9f63pk)2023/9/3 21:16 (No.70901)削除
【名前】リーベ・フォクスティア
【性別】女
【年齢】14歳
【種族】人間
【所属】フォクスティア皇国第三皇女
【性格】とても優しくて、どんな困っている人にも手を差し伸べる聖女的存在。お洒落や色々な花が好き。笑顔がとても可愛らしく、それを見ると心がとても落ち着き、彼女のその笑顔に見惚れる者が多いのだとか。とても純粋。

落ち着いた場所にいると自然と眠くなってしまう。彼女が思う落ち着いた場所とは、お花畑等、花が沢山あって空気が良い所が好きらしい。照れると口を両手で隠して目をキョロキョロさせていたりする。人によく頼られる。自身の力が祈りの様だと言われ毎日沢山の人が彼女の所へ行く為、いつも疲れているが、それでも笑顔を絶やさずにいる。

戦いはあまり好きではなく、どうして皆戦うのだろうかと時々思うことがある。だが、だからこそ傷ついている人を見つけてしまうと自身の力を行使してでも癒す。誰よりも、家族が傷つくのを見てしまえば、目を涙でうるうるとさせ、泣くのを我慢しつつも抱きしめにいくのだとか。

【容姿】銀髪。前髪は目にギリかからない程度、後髪はお尻までと長い。ハートの形をしたアホ毛がある。瞳の色は黒色。服装は白いワンピースの上に肩出しの白セーターを着ていて、スカートの長さは膝まで長い。白色のタイツを履いている。身長は143cm。

【武器】なし。光属性魔法を操れる。
【能力】
・『愛を体現せし女神』人を想う愛の感情、彼女からすれば常に想っている為常に発動している。慈愛に満ちた光を撃つ事が出来、当たってもダメージはなく、その代わり、彼女の意思で戦意を失わせたり、傷を完治させたりなどの力がある。3mまで広範囲に撃つ事が出来るので一斉掃射的な感じも出来る。相手に祈りをすると必ず良い事があるらしく、それはこの能力のおまけ付きな物。この能力を都度使用すると、疲労感と眩暈を起こし、あまりにも連発し過ぎると倒れてしまう。

【SV】
「フォクスティア王国第四皇女のリーベ・フォクスティアですっ…!私にできる事があるのかは分かりませんけどっ、精一杯っ…皆さんの為に頑張りますっ…!」
「うっ、うーっ…またお兄様に怒られちゃったっ……。外に出たいよ〜っ…。」
「えっとっ、どうしましたかっ…?怪我…しちゃってるんですかっ……?そうですかっ…えっとっ、痛くしない様に手当しますねっ…!」
「お花が沢山ある所は好きなんですっ……いつも見ててっ、綺麗だな〜って思ったりしててっ…ちょっと眠くなっちゃっていくんですっ……」
「どうしてっ、どうして皆戦うのっ…?やだよっ…スリロスお父様やっ、レイヴァスお兄様が皆怪我ばっかするのっ…やだよぉっ…。」

【備考】フォクスティア皇国第三皇女にして、"聖愛の女神リーベ"と皇国内では崇められてしまうほどの存在。誰に対しても優しく接するその様は、まるで母親に似ているものだと言われている。皇国の王族で一番弱い存在であるため、敵国であるグルスフィア帝国のみならず、色んな所から標的にされていることが多い。そのせいで、様々な辛いことがあったが…それも全て、長男であるレイヴァスが助け出している為、事なきを得ている。…それでも、いつまでも弱い自分をどうにかしたいという思いはあったりする。

【関係性】特になし

・「スリロスお父様はっ、すっごく優しい方なんですっ!たまに戦ってグルスフィア帝国の方を傷つけますけどっ、それでもっ!国民のために動いてくれるお父様が好きですっ!」
・「レイヴァスお兄様はっ、ある事件をきっかけに私やお兄様お姉様達を守るようになりましたっ…レイヴァスお兄様にとってもっ、凄く辛かったことだったんだと思いますっ…これ以上っ、レイヴァスお兄様が苦しまないようにっ、私も頑張らなきゃっ…!」
・「グリューレンお兄様は騎士のような御方ですっ!よくお怪我をして帰ってこられますけどっ…凄く心配ですっ…それなのにっ、自分は大丈夫って言ってくるのでっ、私はぷんぷんですっ!どうしたらグリューレンお兄様がケガしないようになるのでしょうかっ…。」
キラキラ鱈メーカー3より
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蒼華さん (8u9f63pk)2023/9/3 20:59 (No.70899)削除
【名前】ラルファ・トゥルエルト
【性別】男
【年齢】23歳
【種族】風狼
【所属】グラスウィルド草原 草原の覇王
【性格】心優しく、誰彼構わず傷つけないというめちゃくちゃ温情深い心を持つ。その上穏やか。少し楽観的な感じで、まぁ人当たりはかなりいい方。レディーファーストがあったりイケメンだったりで良くモテる。しかしあまりモテまくるのは嫌いではないが好きでもないらしい。聞いてると落ち着く声をしている。一人称は僕。

頭は良い方ではあるが、難しい事を考えるのは苦手。どちらかと言えば、感覚や風に従って動く事が多い。戦闘の時も、風の感じるままに動いてるだけのものになっている。また、風を読むだけで相手の素性や気配などを読み取れるらしく、相手によっては警戒心がめちゃくちゃ強めることにもなりうる。

風狼だからなのもあるが、風を感じることがこの世の何よりも大好きで、よく城から抜け出しては、適度に風当たりがいい場所で両手を広げて風に当たることが大好きである。そして、その上で風と共に踊りをすることがそれ以上に大好き。何よりも風を愛するからこそ、清らかで綺麗な風を壊さんとする輩を許すことができない。

【容姿】茶髪。長髪で前髪は両目が隠れそうなぐらい、後髪は腰まで長い。髪が微妙にモフモフ。瞳の色はエメラルド色。風属性で透明でありながらもよく見たら風属性の魔力を纏わせた緑色の狼の耳と尻尾が生えている。服装は緑色のチョハ、その上に黒色のロングコートを着ている。首に緑色のマフラーを巻いていて、黒色のサルエルパンツを履いている。身長は182cm。

【天具】翠狼剣『ドゥラッサム』宝石のように美しいエメラルドの色の刃をしたロングソード。草原の地中の奥深くに発見された剣で、とある場所に納められていたが、草原の民達をまとめあげる際に取った物。軽くて斬りやすい。また、それだけではなく、剣を変形させ弓へと形を変える。風の矢で撃つことができ、地面に撃つと前方に風の衝撃波を出し、敵を後ろの方へ吹き飛ばす。衝撃波が飛ばすその風の力は、どんなに重い鎧でも吹き飛ばす事だって出来る。壁に撃つと衝撃波を与え、壁をぶち壊す。建造物であるならばなんでも破壊可能。壊した時の範囲は、人一人分から百人程度の広さまで壊せる。相手に撃つと、普通の弓矢になるが、刺さった矢は残り続け、そして矢から傷を抉り広げる茨を出し、撃ち刺した矢の本数によっては致命傷を負わせる事が出来る。

【能力】
・『風狼』風狼特有の能力。風神ガルシアがグラスウィルド草原に残した強い風属性の魔力が後に通常種の狼に様々な影響を及ぼし、結果風狼と共にこのような力が発現された。様々な力があり、風属性の魔力をある程度自由に扱うことが出来ることと、風に当たることによって、その風から感じさせる良い出来事or悪い出来事を感知出来ることや、風に乗るように身体を動かすことで、どのようにすれば相手に虚を付くことが出来るのか、その最短ルートを導き出せる。風神ガルシアの神の力が混じっている為、デメリットはない。また、狼である為嗅覚はとてもいい。

・『暴風生み出すは秀麗な草原』暴風を生み出す事が簡単に出来る能力。それを何個でも何回でも出来る。極めつけは、自身を中心に、かなり広く、とても爽やかな風の竜巻を起こす。全方向からの攻撃を吸引し、一つに纏める。また、纏めた物をそこに静止させ、全方位に吹っ飛ばす。ちなみに、攻撃だけではなく生物・物質も吸引できる。また、竜巻から15m離れてても吸引される。しかし、敵味方関係なく吸い込んでしまう上に、岩など吸い込めないなんて時のビーム系の攻撃等は吸い込めない。

【SV】
「ラルファ・トゥルエルト。草原の地で暮らす草原の民だよ。民の中でも、この草原にいる部族を統一した…草原の覇者、って呼ばれているよ。…よろしくね。」
「風が心地いいね…ずっと、こんな風が吹いていればいいんだけどねぇ。そう上手く行かないのは、なんでなんだろうね。」
「風に吹かれるがまま。さぁ、舞おう。」
「暴風よ、吸い込み…吹き飛ばせ。」
「僕はただ風を感じることが大好きなだけ。…そして、この世界で一番気持ちいい風が吹くこの草原も好き。そんな草原を汚し、壊そうとする奴らは許さない。」

【備考】グラスウィルド草原にて、草原の民からは草原の覇者と呼ばれる存在。長きに渡る南北草原戦争を終わらせようと思い行動した、ある意味英雄的存在とも呼ばれる彼の動機は、一番綺麗な風を吹かせる草原を黒死帯で穢したくないからという理由であった。人の為というよりかは、どちらかと言えば草原の為とも言える。しかし、それでも彼には草原の民は南北関係なく仲良くして欲しいという思いはあるようで、戦争を終わらせたからと言って何もしないわけではなく、神風の小国を築き、草原の民をまとめあげる者、覇王として君臨している。そんな今、彼は側近達の目を盗んでよく一人で外に行っては、風に当たっている。

【関係性】特になし

「フォクスティア皇国国王…あぁ、あの人か。あの人は凄く優しく、正しく民の為に動く方だね。あの人のご子息も、それぞれ立派で良い人達だ。あのような方の背中を見て、僕も学ばなければね。」
「アルバートは私の友人だよ。南北草原戦争が終結する前からでもそんな関係でね、この戦争の終結に一役買ってくれたんだ。彼は猪のように何事にもぶつかりに行くような人だけど、ある意味それで砕いてくるから頼りにしてるんだ。」
「ニィサは草原で一番の踊り子だね。彼女の舞は見てて惹かれる物があるんだ。それに、彼女から感じる風もまた良くて、心地いいんだよね。…そんな彼女が南グラスウィルドのリーダーっていうのが凄いよ。敬意しか出ないね。」
「霊星の蒼翼ゼラかぁ、彼のことは風を通して知ってるよ。ああいう人が、草原をまとめる一役になってくれたらどれ程有難いか…うーん、今度お願いにでも行こうかな?」
「バルフェ、か。元々は北草原の将軍だったんだけど、戦争を終結させて完全に統合したら、彼と残党がどこかに消えたようでね。…どちらにせよまた戦わないといけないようだね。こっちは黒死帯の駆除だってしなくちゃならないのに…全く面倒だよ。」
进行一个xp的捏3.0より
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